医療事務の資格
医療事務の資格はその職種上、沢山の種類があります。一例をあげますと、「保険請求事務技能検定試験」「医事コンピュータ技能検定」「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療秘書技能検定試験」「医療事務管理士技能認定試験」「医療保険士」「医療事務技能審査試験」などがあります。医療事務の資格を取りたいと思ったならば、自分の目指す資格を選び、試験用の勉強をする必要があります。初めて医療事務の資格を取ろうとする人は、基礎的で幅広く役に立つ資格を取得するのがいいでしょう。おすすめの資格は、財団法人日本医療保険事務協会主催で試験が行われる「診療報酬請求事務能力認定試験」、全国医療福祉教育協会主催の資格試験の「2級医療秘書実務能力認定試験」、株式会社技能認定振興協会(JSMA)主催で行われる「医療事務管理士技能認定試験」、財団法人日本医療教育財団主催の資格である「医療事務技能審査試験2級(メディカルクラーク2級)」、などですね。私の一番のオススメは診療報酬請求事務能力検定試験です。この資格は医療機関でも評価が高く、既に医療事務員として働いている人の中にも受験者がいるほど人気のある資格です。診療報酬請求事務能力認定試験は1年に2回あるのですが、1回につき受験者が1万人を超えることも当たり前になってきています。しかし、合格率は毎回30パーセント前後と決して簡単な試験ではありません。きちんと試験対策をする必要があるでしょう。現在仕事や学校に通っていなくて試験勉強に専念できるなら半年、仕事などがある人なら1年はしっかりと勉強すれば合格ラインまでいけるでしょう。医療事務員として働いていくためには、基礎知識として備えておきたい資格です。